ベイカー茉秋 ぶっつけ本番で銅「甘くなかった」 東京五輪へ一歩後退も再起誓う

 「アジア大会・柔道」(31日、ジャカルタ)

 柔道の全日本女子選手権覇者で78キロ超級の素根輝(そね・あきら、18)=福岡・南筑高=が、柔道日本女子で大会史上最年少の金メダルを獲得した。同78キロ級の佐藤瑠香(26)=コマツと男子100キロ級の飯田健太郎(20)=国士舘大=も優勝。女子は今大会7階級中6階級を制した。男子90キロ級の2016年リオデジャネイロ五輪王者、ベイカー茉秋(23)=日本中央競馬会=は銅メダルだった。

 男子90キロ級のベイカーは銅メダルに終わり「金メダルしか狙ってなかった。悔しい気持ちが大きい」とうなだれた。昨年4月の右肩手術からの復活を期したが、8月初旬の合宿で左肩を負傷。実践練習を積めずぶっつけ本番で臨んだが、精彩を欠いた。「今までの貯金で戦えるかと思ったが、甘くなかった」。東京五輪に向けて一歩後退したが、「またイチからやる」と再起を誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス