池江璃花子「有言実行の夏」金6個&MVPに充実感 アジア大会・日本選手団が帰国
ジャカルタ・アジア大会の日本選手団が3日、帰国した。競泳女子で金メダル6個を獲得し、最優秀選手(MVP)に選ばれた池江璃花子(18)=ルネサンス=は羽田空港に到着し「有言実行できた夏だった。すごく自信になった」と充実感を漂わせた。
開幕前からMVP獲得を目標としていた。一時は今大会では制定されない方針が示されたこともあり「うれしさが倍増した」という。旗手を務めた2日の閉会式では日本などの選手団入場が遅れる混乱もあり「みんな帰っちゃったのかなと思った。最終的にみんなで写真とかを撮れて良かった」と満足そうだった。
山下泰裕団長らは成田空港に到着した。計75個の金メダルを獲得した大会を、山下団長は「2020年(東京五輪)に向け、勢いをつけることができた」と総括。柔道男子73キロ級を制した大野将平(旭化成)は2連覇が懸かる東京五輪へ「(相手に)何をやっても勝てないと思わせることが必要」と気を引き締めた。