宮川紗江前所属先、契約解除について説明 経緯、協議内容は「お話しできない」
体操女子のリオデジャネイロ五輪代表、宮川紗江(18)を巡る暴力&パワハラ問題で、宮川の前所属先の株式会社Rainbowが4日までに自社のホームページを更新した。
「宮川紗江選手に関する一連の報道について」というタイトルで「宮川紗江選手と弊社との間で締結されていたスポンサー契約について、一部誤った報道がされていることから、弊社のHPを通じて、これまでの経緯をご説明させていただきます」と書き出し、「弊社は、宮川紗江選手との間でスポンサー契約を締結しましたが、その後、宮川紗江選手から、弊社に対して、宮川紗江選手の代理人弁護士を通じて、スポンサー契約を解除したいという趣旨の申入れがありました。弊社としては、宮川紗江選手を応援していきたいと考えておりましたが、ご本人の意思を尊重する必要があるとの判断に至り、現在、弊社の代理人弁護士を通じて、スポンサー契約の解除について、協議をしております」と、現状を説明した。
ただ、経緯については「スポンサー契約の解除に至った経緯や協議の内容等については、現在、弁護士を通じて協議をしている段階であること等から、お話しすることはできませんので、ご容赦いただきたいと存じます」と、綴るにとどまった。
宮川からパワハラで告発を受けている塚原夫妻側は、テレビ番組などで、パワハラがあったとされる話し合いの際に、宮川がスポンサーの二重契約の問題を抱えていたことを指摘している。
宮川への暴力により、資格停止処分を受けた速見佑斗元コーチは5日に都内で会見を行う。