23年前アベック8強が錦織&大坂を祝福 松岡氏V期待!伊達さん「予想通り」
「テニス・全米オープン・3回戦」(3日、ニューヨーク)
男子シングルス4回戦で世界ランク19位の第21シード、錦織圭(28)=日清食品=が世界34位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を6-3、6-2、7-5で退け、2年ぶり3度目の8強進出を果たした。準々決勝では14年大会決勝で屈した世界7位の第7シード、マリン・チリッチ(クロアチア)と顔を合わせる。女子シングルス4回戦では世界ランク19位の第20シード、大坂なおみ(20)=日清食品=が四大大会で初の8強入り。日本勢の男女そろっての8強は95年ウィンブルドン選手権ベスト8の松岡修造、伊達公子以来23年ぶり2度目となった。
錦織と大坂の活躍に、テレビ解説で現地を訪れた松岡修造氏、伊達公子さんも喜びを口にした。松岡氏は「僕のは偶然入ったもの。すごいなという思いと、今後これがいつも起きるんだろうなという思いがある。世界の人が大坂選手は優勝するチャンスがあると思っている。錦織圭もきょうのタフさがあれば優勝もある」と期待を寄せた。
伊達さんは「遅かれ早かれこの日が来るのは誰しも感じていた」と語り、大坂の躍進に「メンタルや判断力が身についているのが大きな成長」とたたえた。