「テニス・全米オープン」（６日、ニューヨーク）　女子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング１９位の大坂なおみ（２０）＝日清食品＝が、６－２、６－４で同１４位のマディソン・キーズ（２３）＝米国＝にストレート勝ち。日本女子史上初の四大大会決勝進出を決めた。試合終了から約２時間後、大坂がツイッターを更新、絵文字だけで喜びを表現した。

　大坂はツイッターで全米オープンの公式ツイッターをリツイート。そこには「夢の走りが続く！キーズを破って、グランドスラム決勝に進んだ初めての日本人女性になった」という言葉と、優勝の瞬間の強烈なサービスエースの動画が投稿されていた。

　これに大坂は、号泣する絵文字とハートの絵文字だけをつけて投稿。言葉はなくても、大坂のうれしさが伝わるツイートだった。

　大坂のツイッターは短い言葉や、絵文字だけということが多く、それが「キュート」と話題になっている。解説の松岡修造氏との２ショットには「Ｓｈｕｚｏ－ｓａｎ」と一言。準決勝進出が決まった際には「Ｓｅｍｉｓ」、男子の錦織圭がベスト４入りを決めた際には「ＫＥＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩＩ」とつぶやいていた。

　決勝では準決勝第１試合でアナスタシア・セバストワ（ラトビア）に６－３、６－０で圧勝したセリーナ・ウィリアムズ（米国）と対戦する。