大坂なおみ ラケットは3万3000円の市販品 沢松さん明かす

 女子シングルス決勝でセリーナ・ウィリアムズと市販ラケットで対戦する大坂なおみ(提供・共同通信社)
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 元テニスプレーヤーの沢松奈生子さんが10日、テレビ朝日系「快挙の裏側スクープします」に出演。女子テニスの全米オープンで日本選手初の四大大会優勝を達成した大坂なおみ(20)=日清食品=が使っているラケットについて「部活で頑張っている高校生、大学生のと同じ、市販のもの」と明かした。値段は税抜き33000円という。

 また、網部分に張っているガットは「ポリエステルとナイロンの市販品」といい、数千円のものだという。「大坂選手は(力があり過ぎて)ボールが飛び過ぎちゃうのを防止するため、ナイロンにしたそうです」と明かした。プロ選手の多くは、牛の腸などを乾燥させた「ナチュラル」というガットを使うという。沢松さんは「私たちはプロになるほど、カスタマイズされた(スポンサー提供の)ものだけど、びっくりした」と、市販品の道具で勝ち上がった大坂のすごさを力説した。

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