国際テニス連盟は主審の判断を支持 セリーナの暴言は「遺憾な出来事」

 国際テニス連盟は11日、大坂なおみが史上初の日本選手グランドスラム優勝を果たした全米オープン女子シングルス決勝で暴言を吐いたセリーナ・ウィリアムズに対して警告を出したカルロス・ラモス主審の判断を支持する声明文を発表した。

 声明文は「カルロス・ラモスはテニス界においてもっとも経験豊富でリスペクトされている審判の一人である」で始まり、「ラモス氏の判断は関連規則に従ったものであり、3度の侮辱的発言を行ったセリーナ・ウィリアムズに対して罰金を科した全米オープン主催者の判断によって再確認されている」とした。

 また、決勝の大舞台で見せたセリーナの一連の行動を「目に余る遺憾な出来事」とし、「論争が巻き起こるは当然である。と同時にラモス氏が関連規則に従って審判の義務を果たし、常にプロフェッショナルに誠実に行動していた」と、同主審の判断を称えた。

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