大鵬孫の納谷「2歩目が出ない」 2敗目に反省しきり
「大相撲秋場所・6日目」(14日、両国国技館)
“昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男・納谷(18)=大嶽=が魁(芝田山)に送り出しで敗れ2敗目(1勝)を喫した。
立ち合い、押して出たが我慢できず投げにいったのが敗因。体勢を崩し、なすすべなく土俵を割った。「腰が高かった。当たって前に出てと思ったけど腰が高いし足も出ていない。体も気持ちもいいけど思うようにいかない。2歩目が出ない」と反省した。
幕下で1勝後、2連敗。初めて関取経験者を相手にするなど、幕下の壁。「自分の問題。相手の圧力が強くなったとかじゃない。自分がただ全然ダメなだけ」と悔やんだ。
一方、高校時代からのライバルで同期入門、元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(19)=立浪=は佐々木山を下し幕下3連勝。納谷とは明暗が分かれた。