稀勢の里が1敗死守 投げられる前に千代の国の足が外に 遅れて観衆大歓声

 「大相撲秋場所・7日目」(15日、両国国技館)

 8場所連続休場からの復活を期す横綱稀勢の里(田子ノ浦)が、前頭4枚目の千代の国(九重)を退け1敗を守った。

 突きながら動いてきた相手をなかなか捕まえられず、この日も我慢の相撲となった。1度、2度といなされても残し左を差したが、下手を取っても攻め手に乏しかった。

 上手を取っていた相手が強引に投げで振り回し、館内からは悲鳴が上がったが、土俵際で千代の国が投げを放った際に足が土俵から出てしまい、この時点で勝負あり。両者もつれて倒れたが、稀勢の里の寄り切りとなった。

 ただ、館内では体勢的に稀勢の里が負けたのではないかと感じたファンが多かったようで、稀勢の里が勝ち名乗りを受けるタイミングで大きな歓声が上がった。

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