バスケ男子“日本最強黄金コンビ”八村、渡辺で、難敵イラン撃破へ
バスケットボール男子の東京五輪予選を兼ねた19年W杯中国大会のアジア2次予選・イラン戦(17日・大田区総合体育館)に向けて、日本代表が16日、前日練習を行った。世界ランク25位のイランは、同49位の日本にとって格上の存在だが、NBA入り間近の八村塁(20)=米・ゴンザガ大=、渡辺雄太(23)=メンフィス・グリズリーズ=のコンビを軸に、“絶対に負けられない”戦いに挑む。
“日本バスケ史上最強の黄金コンビ”が、いよいよ国内でお披露目される。1次リーグで救世主となった八村と、グリズリーズとNBAにも出場可能な「ツーウエー契約」を結んだ渡辺。前日練習を終えた2人は「雄太さんもいて、こういうメンバーでやるのは昔からの夢だった。やっと現実になった。これからの日本のバスケが楽しみになった」(八村)、「2年ぶりの日本での試合。すごく楽しみ。日本の得意のバスケができれば勝てる。チームを助けるプレーをしたい」(渡辺)と、腕ぶした。
今回のシリーズから渡辺が合流し、ついに実現した黄金コンビ。13日のアウエー・カタール戦では早速ポテンシャルの高さを発揮し、勝利に導いた。次は2次予選最大の難敵となるイラン。2人はそれぞれ米国でのシーズンが始まるため、ここから11月、来年2月のシリーズへの参戦は絶望的。現在、3勝4敗でグループ4位の日本は、なんとしてもここで勝っておく必要がある。
「この試合に勝って、次に繋げる」と、ラマス監督。光輝く2つの至宝が、東京五輪への道を照らし出す。