池江璃花子 福井国体で50メートル自を連覇 「飛躍」のシーズンに幕
「福井国体・競泳」(17日、敦賀市総合運動公園プール)
少年A女子50メートル自由形決勝が行われ、アジア大会6冠の池江璃花子(東京・淑徳巣鴨高)が24秒33の大会タイ記録で2連覇を果たした。
「可もなく不可もなく。タイムは出ないと思ってのレースだったので、優勝できて良かった」と池江。400メートルメドレーリレーではバタフライで出場し、チームを3位から2位へ押し上げた。優勝はならなかったが、「4人とも精いっぱい泳げた」と笑顔。男女総合優勝にも貢献した。
多くの試合に出場し、多くのレースをこなし、多くのメダルも獲得したシーズンの締めくくり。「本当に『飛躍』ってシーズンだったと思うけど、まだこれで満足しているわけではない。自分の中でやるべき事はたくさんあると思っているし、来年(世界選手権で)メダルを取らないと東京五輪につながってこないと思う。絶対にメダルを取るという目標をさらに強く持って、これからの冬を乗り越えたい」と力強く話した。