ラグビーの日本代表が、１年後の９月２０日に行われるＷ杯日本大会開幕戦で対戦するロシアとイングランド遠征中の１１月２４日に対戦することになった。２０日、都内でＷ杯開幕１年前記念イベントを開催。出席したジェイミー・ジョセフヘッドコーチ（ＨＣ）がバラして発覚した。

　トークセッションで、司会を務めた嵐の櫻井翔からＷ杯初戦のロシア戦について質問された。「じっくり研究したい。１１月にはロシアとも対戦する。Ｗ杯に向けて非常に大事になる」とポロリ。

　日本代表は１１月の欧州遠征を行う。１７日にイングランド戦、２４日の相手は未発表だった。口が滑ったかリップサービスか。その後の質疑応答でも「対戦することは決まっています」と相手の分析もできるが、情報流出の危険もある異例の前哨戦を明言した。

　ロシア戦は連戦テストの場にもなる。「最初に欧州遠征（１６年）でウェールズと善戦した後で（格下の）フィジーに負けた。メンタル的な忍耐強さや一貫性を持つことを鍛えていきたい」と本番に向けてのシミュレーションとする。