白鵬、優勝&1000勝王手 横綱対決で稀勢の里を破る 豪栄道と高安が2敗

白鵬(右)に敗れ、肩を落とす稀勢の里(撮影・西岡正)
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 「大相撲秋場所・13日目」(21日、両国国技館)

 全勝の白鵬(宮城野)が稀勢の里(田子ノ浦)と対戦。初の横綱対決で勝ち、13連勝を飾った。

 立ち合い、右から張って相手の上体を起こし、万全の態勢。危なげなく寄り切った。白鵬は幕内通算999勝目、優勝にも王手をかけた。両者の対戦は稀勢の里が大関時代、すくい投げで勝った昨年の初場所以来。この日が、横綱となって初対戦だった。通算成績は白鵬の44勝16敗となった。

 横綱鶴竜(井筒)は大関豪栄道(境川)との2敗対決。豪栄道が勝ち、鶴竜は優勝争いから脱落した。

 大関高安(田子ノ浦)は前頭四枚目阿炎(錣山)を突き出しで破り、2敗を守った。

 大関栃ノ心(春日野)は前頭三枚目の正代(時津風)にすくい投げで敗れ、6敗目。かど番脱出はお預けとなった。

 優勝争いは全勝の白鵬と、2敗の豪栄道と高安の両大関に絞られた。14日目、白鵬は豪栄道、高安は関脇御嶽海(出羽海)と対戦する。4敗となった稀勢の里は、鶴竜と対戦する。

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