メドベージェワ、新たな船出 艶っぽさ披露「新鮮」
「フィギュアスケート・オータム・クラシック」(21日、オークビル)
女子ショートプログラム(SP)は、平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が70・98点でトップ。
メドベージェワが前髪をたらし、露出の多い衣装でジャズナンバーを艶っぽく演じた。悲願の五輪金メダルを逃した昨季終了後、ロシアからカナダへ練習拠点を移し「髪形も何もかも変えて、すごく新鮮な気分」。細かなミスは出たものの、新たな船出を爽やかな笑顔で飾った。常に勝利を求められ、悲愴(ひそう)感さえ漂った昨季までとは違う。「私は今、この時を楽しめている」と充足感に満ちあふれる元世界選手権女王は、今季も注目の的になる。