バド桃田、日本男子初の世界1位 中国OP決勝進出で

 バドミントンの中国オープンは22日、常州で各種目の準決勝が行われ、男子シングルスで世界選手権覇者の桃田賢斗(23)=NTT東日本=が同準優勝の石宇奇(中国)に2-0でストレート勝ちし、決勝に進んだ。この勝利で、世界連盟が27日に発表する最新世界ランキングで現在の2位から1位に就くことが決まった。シングルス、ダブルスを通じ、日本男子の世界1位は史上初の快挙。

 女子はシングルスで山口茜(再春館製薬)、ダブルスで高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)らが1位になっている。

 桃田は2016年4月7日付で世界2位となったが、その後の違法賭博問題による出場停止処分を受け、ランキングからも抹消。17年7月に国際大会復帰を果たし、282位でランキングに戻った。今年1月からは日本代表となり、世界選手権で初優勝。16日までのジャパン・オープンも初制覇し、ランキングのポイントを加算した。

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