加藤・二宮組、日本勢初V 東京五輪視野に今後の“共闘”誓う
「女子テニス・東レ・パンパシフィック・オープン」(22日、アリーナ立川立飛)
相手の返球がネットに掛かったその瞬間、2人はそろって両手を天に突き上げ、抱き合った。女子ダブルス決勝は、“なおみフィーバー”もあり、ぎっしりと埋まった観客の前で、加藤未唯(ザイマックス)二宮真琴(橋本総業)組が第1シードペアをストレートで破って日本勢初優勝を達成。加藤が「すごくうれしい」と喜べば、二宮も「タイトルを2人で取れたのがうれしい。今後の自信になる」とほほ笑んだ。
16日まで行われたジャパン女子オープン(広島)では準優勝。雪辱を誓って臨んだ今大会だった。試合後には2年後の東京五輪を視野に、今後の“共闘”を誓い合った2人。カープ女子の二宮は「続いてカープも優勝してほしい」と、地元球団へエールを送ることも忘れなかった。