桃田賢斗 ついに世界ランク1位に「感謝」 違法賭博で抹消 処分復帰時は282位
世界バドミントン連盟(BWF)は27日、最新の世界ランキングを発表し、男子シングルスの桃田賢斗(24)=NTT東日本=がダブルスを含め、日本勢男子で史上初の1位となった。
桃田は23日まで行われた中国オープンで準優勝となり、前週までの2位から1位のビクトル・アクセルセン(24)=デンマーク=を抜いた。
これを受けて自身のツイッターを更新し、「世界ランキング1位になりました!本当に周りの方々のサポートのおかげです。感謝しかありません・・・。これからも精一杯頑張ります!!!応援よろしくお願いしますと」と、喜びをつぶやいた。
桃田はリオデジャネイロ五輪前の2016年4月7日付のランキングで自己最高位の2位となったが、その後の違法賭博問題による出場停止処分を受け、一時はランキングからも抹消された。
17年7月に国際大会復帰を果たし、282位でランキングに戻った。今年1月からは日本代表に復帰し、世界選手権で初優勝。今月のダイハツヨネックス・ジャパン・オープンも初優勝を果たし、ポイントを加算していた。
世界ランキングは、過去1年間の国際大会の中から10大会分のポイントを合計して争う。