貴乃花親方、退職後の少年育成に意欲「入門する子増やしたい」【一問一答】
日本相撲協会に退職を届け出ている大相撲の貴乃花親方(46)=元横綱=が27日、東京都江東区の貴乃花部屋で、25日の引退発表会見後初めて報道陣に口を開いた。18時過ぎに部屋から姿を現すと車で外出する前に約2分間質問に応じ、「気持ちに変化はない。変わりはないです」と退職の意思は変わらないことを明かした。一問一答は次の通り。
-全国に心配しているファンがたくさんいる。
「ご心配ばかりかけていると思いますけれども、とりあえずこの場所に住まいを構えてやっていくつもりでおりますので」
-(弟子たちの)転籍の手続きは順調に進んでいるのか。
「はい」
-今後の予定は。
「まだ何も具体的なものはないので」
-後援会には。
「これから、ごあいさつするつもり」
-九州の田川市の後援会とも連絡は取っているのか。
「連絡を取り合っています。変わらず弟子たちを応援してくれていますので」
-本当に引退について翻意はないのか。
「はい。はい」
-全国のファンが(親方を)辞めないでほしいと思っているが。
「ご心配をかけておりますので、別の形で貢献できていければ。(相撲教室には)小さなわんぱく力士たちもおりますし、(プロに)入門していってくれる子を少しでも増やしていければなと思っておりますので。よろしくお願いします」
-弟子たちの今の様子は。
「普通にやっております」
-弟子たちは秋巡業は千賀ノ浦部屋所属になるのか。
「そうですね。そうなるかと思います」
-巡業に参加しない力士はいるのか。
「それはまだ特に、何も」
-今日総会に出席しなかった理由は、やはり引退しているからか。
「はい。(退職の)届けを出しましたので」