退職後も「貴乃花」名乗ってOK 八角理事長が回答

 臨時理事会を終え、会見する(左から)芝田山広報部長、八角理事長、尾車事業部長(撮影・出月俊成)
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 日本相撲協会が1日、東京・両国国技館内で臨時理事会を開き、貴乃花部屋の所属力士らの千賀ノ浦部屋への移籍を承認した。また、貴乃花親方(元横綱)が提出していた「引退届」を「退職届」として受理したことを報告した。この日の夕方に行われた記者会見では、協会を離れた貴乃花親方が、今後も「貴乃花」の名前を使用することは問題ないと八角理事長(元横綱北勝海)が回答した。

 貴乃花親方は、現役時代は貴花田として初土俵を踏んだ。大関昇進を機に、父と同じ貴ノ花に改め、その後、貴乃花として横綱昇進を果たした。引退後も、特別な功績を残した力士に許される一代年寄として「貴乃花」を名乗っていた。

 八角理事長は、芸能界をはじめ、角界以外の場所で「貴乃花」を名乗ることについて「大丈夫だと思います」と質問に答えた。

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