バリアフリー対策で改善を要望 第2NTC周辺、国にパラ協会

 日本パラリンピアンズ協会の河合純一会長は3日、パラリンピック選手も利用可能な施設として東京都北区に建設中の第2ナショナルトレーニングセンター(NTC)を巡り、周辺の駅や道路にアクセシビリティー(利用しやすさ)の問題点があるとして、桜田義孝五輪相にバリアフリー対策で改善を要望した。桜田五輪相は「関係者が一堂に会する協議の場を速やかに立ち上げ、早急に改善策をまとめる」と対応する考えを示した。

 同協会は8月、視覚障害者や車いす利用者の視点で予定地から複数の最寄り駅までのルートを調査。信号に音響装置がなかったり、青信号の点灯時間が短かい箇所なども見つかった。

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