西岡良仁、凱旋試合は惜敗「疲労かなりたまっている」
「男子テニス・楽天ジャパンオープン」(3日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
男子シングルス1回戦で、9月末の深セン・オープン(中国)で初のツアー制覇を果たした西岡良仁(23)=ミキハウス=は、世界ランク27位のニック・キリオス(オーストラリア)に5-7、6-7で敗れた。
屈指のビッグサーバー相手に必死に食らいついたが、あと一歩及ばず惜敗した。「感覚的には良かった」と振り返ったが、中国から弾丸帰国して今大会に臨んだとあって、「体の疲労があって動きが遅かったし、サーブもそう。これは仕方ない」と西岡。「休む暇がなく、深センの時のように高いレベルでプレーするのはかなりキツい。僕は一度こういう状況が続いてケガをしているので、一番はケガをしないようにして、その中で頑張ろうと思っていた」と苦しい胸の内を明かした。
現在、世界ランク95位。「(ランクが上がって)試合も無理して出る必要がなくなったので、ここからはその3試合に向けてトレーニングしたい」。今後は約2週間の休養期間を経て、22日からオーストラリアで行われるチャレンジャー2大会と、11月に神戸で行われるチャレンジャーに出場する。