バレー日本 ストレートでカメルーンに完勝も…中田監督「修正点たくさんある」
「バレーボール女子・世界選手権、1次リーグ、日本3-0カメルーン」(3日、横浜アリーナ)
世界ランク6位の日本は同18位のカメルーンに3-0(25-19、25-20、25-11)で勝利し、A組3位以内が確定。各組4位以内が進出する2次リーグ行きを決めた。
第1セットは相手の好レシーブもあり、点差が広がらないまま終盤へ。セッター・田代のサービスエースや相手のミスもあり、25-19で先取した。
第2セットは、このセットから出場した長岡のライン上へのサービスエースなど中盤で3連続得点。25-20で逃げ切った。第3セットは、終盤一気に突き放し、25-11で完勝した。
カメルーン代表との過去の対戦は16年リオデジャネイロ五輪の1度だけで、当時も3-0で勝利している。
試合後、中田監督は「勝ち点3を意識して戦った。カメルーンは非常にいいチームだった。ブロックとレシーブの関係、あるいはトランジションからのコンビミスなど、修正しないといけないことはたくさんあるが、とりあえずストレートで勝てたことはよかった」と振り返った。主将の岩坂は「1セット目から自分たちの勢いを出せず、相手のペースに合わせてしまった部分があった」と反省。「3セット目に勢いを出して、取り切れたのはよかった。(次戦は)しっかり勢い出して2次ラウンドに入れるように、チーム一丸となって頑張りたい」と話した。
1次リーグ最終日となる4日は、同じく2次リーグ進出を決めており、A組上位を争う世界ランク13位のドイツと対戦する。