ボクシング、東京五輪除外も IOCが国際協会に再警告
【ブエノスアイレス共同】国際オリンピック委員会(IOC)は3日、ブエノスアイレスで理事会第1日の審議を行い、ガバナンス(組織統治)の問題を抱える国際ボクシング協会(AIBA)に対して2020年東京五輪の実施競技から除外する可能性を再警告する声明を採択した。「極めて重大な懸念」があると断じ、改善されなければIOC承認団体からの排除もあり得るとした。
AIBAは規約違反を指摘された呉経国会長(台湾)が昨年11月辞任。今年1月に新会長代行に就任したラヒモフ氏が米財務省から「ウズベキスタンの代表的な犯罪者の一人で、ヘロイン売買に関わる重要人物」と指摘されている。