日本2位で2次Lへ 中田采配ズバリ 理由は「勘?」
「バレーボール女子・世界選手権・1次リーグ、日本3-0ドイツ」(4日、横浜アリーナ)
1次リーグA組で世界ランク6位の日本は同13位のドイツを3-0で下して4勝1敗。2位で7日からの2次リーグに進んだ。第1セットを27-25と先取。第2セットは25-20で奪い、第3セットも26-24で連取した。
たった1点が空気を変えた。第3セット、6連続失点で22-23と逆転された場面。中田監督がコートへ送り込んだのは、セッター冨永と長岡のコンビだった。1本目は逆サイドへボールが上がったが、2度目の攻撃チャンスは長岡へ。ズドンと強打を突き刺した。
流れを引き寄せて逆転し、ストレート勝ち。采配ズバリの理由を問われた中田監督は「勘?いくしかないなと」。富永は「たった1点だけど大きな1点。会場を含め、みんなの期待を感じた」。ワンチャンスを決めた長岡も「シンプルに『決めよう』と入った」と、“仕事人”の貫禄を漂わせた。