宇野昌磨、珍しく?強気「自分の力で日本を優勝に導けたら」
「フィギュアスケート・ジャパンオープン」(6日、さいたまスーパーアリーナ)
フリーだけで争われる日本、欧州、北米チーム対抗戦(プロアマ混成)の公式練習が5日に本番会場で行われ、男子は平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車、世界選手権王者のネーサン・チェン(19)=米国=らが感触を確かめた。
宇野は曲かけ練習で冒頭の4回転サルコーが2回転となるなどミスもあったが「いい練習ができた。コンディションは順調です」と充実した様子。「毎日プログラムを重点的に、フリーをメーンに調整してきた」と納得の練習を重ねてきたようだ。
昨年大会では4回転フリップで転倒するなどミスがあり、自己ベストより40点近く低い175・45点の男子3位。日本は3連覇を逃した。普段は順位より試合の内容にこだわる宇野だが「チーム戦なので、自分の気持ちだけで試合ができない。去年の分も含めて、自分の力でチーム日本を優勝に導けたら」と珍しく?強気に話した。