青学大が2年ぶりの優勝 2度目の大学駅伝3冠へ…まず1冠!原監督は自信
「出雲駅伝」(8日、出雲大社前~出雲ドーム前=6区間)
大学三大駅伝(出雲、全日本、箱根)の初戦が行われ、青学大が2時間11分58秒で2年ぶり4度目の優勝を果たした。2位は12秒差で東洋大、2連覇を狙った東海大は1分33秒遅れて3位だった。青学大は1区の橋詰大慧が区間賞を獲得すると、2区以降も一度もトップを譲らなかった。
史上初となる2度目の大学三大駅伝3冠を目指す青学大が、初戦を制した。上級生を起用した前半で十分なリードを奪い、全員が区間2位以内と快走。原監督は「核となる前半3区間の選手が力を発揮してくれた。理想の展開になった」とたたえた。
3連覇を逃した前回大会でアンカーを務めた橋詰が1区で区間賞。4区の吉田は2位に45秒差をつけた。27秒リードでたすきを受けたアンカー竹石は序盤、東洋大に猛追されたが冷静に対処し、12秒差まで立て直した。
原監督は「データ的に言えば(16~17年シーズンに)3冠したときとほぼ変わらない」と自信を見せる。11月の全日本大学駅伝、来年1月の箱根駅伝へ「チーム一丸となってステップアップしていきたい」とさらなる成長を見据えた。