平昌五輪は62億円超の黒字 IOC総会で見通し報告
【ブエノスアイレス共同】国際オリンピック委員会(IOC)の8日の総会で、今年2月の平昌冬季五輪の収支が最低でも5500万ドル(約62億1500万円)の黒字となる見通しであることが報告された。
五輪の収益は通常はIOC、大会組織委員会、開催国の国内オリンピック委員会で分配されるが、バッハ会長は「韓国スポーツ界のために役立ててほしい」とIOCが権利を放棄する意向を示した。平昌の大会収支は一時は赤字が懸念されたが、施設のスリム化などの経費削減策と関係者用の席を一般販売に回すなどの収入増加策で大幅に改善した。