輪島さん「ワジー」の愛称でバラエティでも人気者 現役知らない世代もショック
大相撲、第54代横綱の輪島こと、輪島大士氏(本名・輪島博)が亡くなったことが9日、分かった。輪島さんは、15年に亡くなった横綱・北の湖さんと共に「輪湖時代」を築くなど、相撲の歴史に名を残した。70歳だった。相撲、プロレスなど格闘技で名を馳せた一方、タレントとしてバラエティでも活躍。相撲時代を知らない若い世代の間では「ワジー」の愛称で親しまれていた。
輪島さんは、横綱時代は力強い「黄金の左」で北の湖さんとともに輪湖時代を築くなど存在感を見せたが、相撲を廃業後はプロレスに転向。88年に引退すると、解説者、タレントとしても活躍した。
特に01年まで放送されていた日本テレビ系「とんねるずの生でダラダラいかせて!」では「ワジー」の愛称で人気者に。石橋貴明が愛称を付け、準レギュラーとしてたびたび登場し、現役時代を知らない若い世代にも人気を博した。
ネットでも「ワジー」の言葉での追悼投稿も。「輪島さんと言えば生ダラだった」「ワジーが亡くなったとは…」「ワジー残念」「生ダラでの活躍忘れない」「貴さんショックだろうな…」などのコメントが投稿されていた。