箱根予選会で圧勝の駒大 ぶっちぎり通過に名将・大八木監督も「ホッとした」

集団で外周コースに向かう駒大の選手ら=東京都立川市の昭和記念公園(撮影・西岡正)
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 「箱根駅伝・予選会」(13日、陸上自衛隊立川駐屯地発、国営昭和記念公園着)

 39校が参加して各校上位10人の合計タイムで争われ、9年ぶりに予選会出場となった駒大がトップで、53年連続53度目の本大会出場を決めた。2位の順大に7分差をつける圧勝。大八木弘明監督(60)は「ホッとしました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 9年ぶりの予選会に「緊張感はあった」と指揮官。しかし夏の走り込みの成果が実った。大きな故障なく、メリハリのある練習を確実にこなし、下級生も成長。選手層も増し「計画通り」と、練習の成果を発揮した選手らをたたえた。

 今後は箱根駅伝本大会はもちろん、11月4日の全日本大学駅伝を見据えて調整を進める。「このレースをきっかけに駒大の強さをまたアピールできたんじゃないか」と大八木監督。堀合大輔主将(4年)は「残り2冠を取るために頑張りたい」と力強く話した。

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