駒大“完勝”トップ通過…本戦では頂点狙う! 大八木監督「強さアピールできた」

 「箱根駅伝・予選会」(13日、陸上自衛隊立川駐屯地発、国営昭和記念公園着)

 39校が参加し、昨年までの20キロからハーフマラソン(21・0975キロ)に変更して各校上位10人の合計タイムで争われ、1位の駒大から11位の上武大までの11校が出場権を得た。9年ぶりに予選会に臨んだ駒大はエースの片西景(4年)ら、上位10人が1時間3分30秒を切り、10時間29分58秒で2位の順大に7分の大差をつけた。記念大会として行われる本大会は、前回総合優勝の青学大を含む10位までのシード校と、関東学生対校選手権の最近5大会の成績で出場権を得た日大、オープン参加の関東学生連合を加えた23チームが走る。

 あくまでここは通過点。駒大がしたたかに勝ちきった。9年ぶりの予選会を完勝で終えた大八木監督は「ホッとした」と息をついた。

 総合優勝6回を誇りながら、1月の本大会は12位に沈んだ。痛感したのが選手層の薄さだ。3週間の夏合宿では徹底した走り込みを行った一方で「メリハリをつけた」と指揮官。例年は毎日のように課す三部練習を、今年はほぼ行わなかった。

 すると、全員が常により高い設定タイムをクリアしようとする姿勢が芽生える。本戦でも上位を狙えるレベルまで力はついた。

 チームの目標は「2・5冠」。この予選会はあくまで0・5だ。「このレースをきっかけに、駒大の強さをまたアピールできたんじゃないか」と名将からも自信がチラリ。11月の全日本大学駅伝、そして箱根路へ。はい上がった男たちは、真っすぐに頂点を見据えている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス