伊調馨、2年ぶり復帰初戦は38秒貫禄勝利 対戦相手も脱帽「ずば抜けて強い」

島中斐子(左)を攻め立てる伊調馨=三島市民体育館(撮影・中田匡峻)
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 「レスリング・全日本女子オープン」(14日、三島市民体育館)

 五輪4連覇の伊調馨(34)=ALSOK=が16年リオデジャネイロ五輪以来約2年ぶりに実戦復帰し、57キロ級1回戦で島中斐子(18)=同志社大=に開始38秒でテクニカルフォール勝ちした。2回戦は沢葉菜子(至学館大)と対戦する。

 伊調は開始10秒ほどで相手の側面に入るタックルでポイントを奪うと、グラウンドでアンクルホールドを連続で決めて一気に加点し、勝負を決めた。

 敗れた島中は「自分は無名なので、誇り高い選手と戦えて光栄。力が強いし動きが速い。今まで対戦した中でずば抜けて強かった。さすが五輪チャンピオンだと思った」と脱帽。「いろいろブランクとか(パワハラ騒動で)もめたりとかもあったと思うけど、すごい」と舌を巻いた。

 伊調は3試合に勝てば優勝となる。また、この大会で2位以内に入れば、東京五輪の代表選考につながる、12月の全日本選手権への出場権を得られる。

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