2018.10.15

内村、個人総合出場は予断許さず　体操世界選手権日本代表が会見　　　　　

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　体操世界選手権（２５日開幕・ドーハ）に出場する男女日本代表が１４日、都内で行われた会見に出席した。先月２５日に右足前距腓（きょひ）じん帯を損傷した男子のエース内村航平（２９）＝リンガーハット＝は、回復状況について「着地はできているが、床と跳馬はまだ。足自体は問題ないし、傷は治ってる。あとは筋力が落ちているので、それがどれだけ早く戻せるか」と説明し、全６種目の個人総合出場へは予断を許さない状況であることを明かした。

　日本が金メダルを獲得したリオ五輪後に世代交代に成功した中国が力を付けている中、リオ五輪以来となる団体戦、２大会ぶりの王座奪還を狙う個人総合とも苦戦が予想されている。日本の命運を握る大黒柱は「予選まであと２週間。あとは現地にいって判断する」と、慎重に話した。