米体操協会の会長代行が辞任 ナイキ広告に批判ツイートで

 【ヒューストン共同】米国体操協会のメアリー・ボノ会長兼最高経営責任者(CEO)代行が16日、プロフットボールNFLの元フォーティナイナーズ(49ers)のQBコリン・キャパニック選手を広告塔に起用したスポーツ用品大手のナイキを批判するツイートをしたことで、辞任した。複数の米メディアが報じた。

 人種差別に抗議の意を示すために国歌斉唱の際に膝をついたキャパニック選手を起用したナイキに対し、ボノ会長代行は同社のゴルフシューズのロゴマークを塗りつぶしている写真を投稿。12日に就任したばかりだった会長代行の行動を、体操女子のシモーン・バイルス選手らが批判していた。

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