バレーボール女子 米国に敗れ6位 中田監督「勝って終わりたかった」

 「バレーボール女子・世界選手権、日本1-3米国」(19日、横浜アリーナ)

 5、6位決定戦に臨んだ世界ランキング6位の日本は、同2位でリオ五輪銅メダルの米国に1-3(23-25、16-25、25-23、23-25)で敗れ、6位で大会を終えた。

 試合後、中田久美監督は「最後、勝って終わりたかった」と振り返り「この世界選手権、本当に選手たちは頑張ってくれた。(8月の)アジア大会で負け(4位)、そこからよく持ち直したというか、頑張った」と約3週間の長期戦を戦い抜いた選手をたたえた。

 2年後の東京五輪でのメダルを見据えたとき、現在の完成度は「メダルが取れれば70%まで行くのかなと思ったけど、その目標は達成されていないので、58%くらい」と分析。「今持っている力は発揮できたのかなと思う。ただ発揮できても6位」と冷静に受け止め、「リードブロックをやるにしても、コンビネーションバレーをするにしても、何が本当に必要なのかを検証していく必要性はあるかなと思っている」と話した。

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