福田会長「伊調VS若手」に期待 川井梨紗子はスルー「世界選手権に集中」

 2年ぶりに復帰したレスリング女子の伊調馨(34)=ALSOK=の五輪5連覇について、日本協会の福田富昭会長(76)が19日、「前人未到の大偉業をぜひやってほしい。若手と激突して突破してもらいたい」とエールを送った。世界選手権(20~28日、ブダペスト)に出発する女子代表の激励に訪れた成田空港で取材に応じた。

 一方、伊調は指導を受ける田南部コーチが警視庁の業務の関係で週に数回程度しか練習を見られないため、日本協会に対して支援を求めている。しかし、福田会長は「強化委員会が全ての権限を持っている。会長が人事に介入することはない」と言葉を濁した。

 17日には東京五輪の代表選考基準が発表され、いよいよ競争が本格化。伊調と同じ57キロ級には、リオ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)が参戦する見通しだが、川井梨は「今は世界選手権に集中したい」と硬い表情で言及を避けた。

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