「フィギュアスケート・ＧＰスケートアメリカ」（２０日＝、エバレット）

　女子ショートプログラム（ＳＰ）が行われ、平昌五輪４位の宮原知子（２０）＝関大＝は７３・８６点で首位発進。同６位の坂本花織（１８）＝シスメックス＝が７１・２９点で２位につけた。本田真凜（１７）＝ＪＡＬ＝は６２・７４点で４位となった。フリーは２１日（日本時間２２日）に行われる。

　宮原は冒頭の３回転ルッツ－３回転トーループの連続ジャンプを着氷。回転不足の判定を多く受けた９月のＵＳインターナショナル（６７・５３点）から大きく得点を伸ばした。

　坂本も、持ち味であるダイナミックなジャンプは健在。大きなミスなく演技を終え、左手で小さく拳を握った。得点を確認すると、中野園子コーチから頭をなでられ、照れくさそうに声援に応えた。

　本田も大きなミスなく演技を終え、フィニッシュすると満面の笑みを浮かべ両手を伸ばしてガッツポーズ。しかし、冒頭の連続ジャンプ、演技後半の３回転フリップで回転不足の判定を受け、得点は伸びなかった。