本田真凜、光明4位 回転不足も前向き「いい出だし」
「フィギュアスケート・スケートアメリカ」(20日、エバレット)
本田真凜(17)=JAL=は62・74点で4位発進した。
一瞬帰って来た“真凜スマイル”に、今後の光が見えた。本田は全てのジャンプを着氷する上々の演技を披露。ダンサブルな曲に合わせて力強くステップを刻み、会場を魅了した。演技後は両手を伸ばしてガッツポーズも飛び出した。
しかし得点を確認すると、表情は一変。会心の演技にしては、あまりにも得点が伸びなかった。2つのジャンプで受けた回転不足の判定が主な原因。首をかしげ表情は曇った。
「演技自体はすごくいいものができた。結果は自己ベストには遠い点数だったが、直さないといけないところも見つかった。いい出だしだと思う」と前向きに話した本田。3位サモドゥロワ(ロシア)とはわずか1・67点差。日本勢での表彰台独占も十分可能だ。