愛ちゃん引退 後輩たちが惜別 水谷「いつか年を取ったらまた混合ダブルスを」
24日に開幕する卓球の新リーグ「Tリーグ」の開幕前日会見が23日、開幕戦の会場となる両国国技館で行われ、男女全8チームの監督、代表選手が出席した。前日にこれまで卓球界をけん引してきた福原愛(29)が引退。これまで愛ちゃんの背中をみてきた後輩たちからは惜別の声が相次いだ。
長年男子のエースとして、福原とともに卓球界を引っ張ってきた水谷隼(29)は「6、7歳からの知り合いで長い付き合いでしたし、中学、高校の先輩、後輩だった。寂しいですね。色んな部分で精神的なサポートもしてもらったし、相談に乗ってもらったこともある。今はお疲れ様でしたと言いたい」と、感慨深そうに話した。かつて混合ダブルスを組んだことがあり「一度組んで優勝できなかった。またいつか僕も引退して年を取ったら、混合ダブルスを組みたい」と、笑顔で話した。
女子の浜本由惟(20)は「今まですごく引っ張ってくれたし、尊敬している選手。福原さんが残してくださったものを繋いでいけるように頑張りたい」と、“愛魂”継承を誓った。