ボクシングの五輪除外問題、組織委は「挙行されることを前提に準備」

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)が23日、理事会を開き、都内で記者会見を開いた。実施競技からボクシングが除外される可能性について、武藤敏郎専務理事・事務総長は「IOC(国際オリンピック委員会)のご判断に従う」との見解を示した。

 IOCは今月3日、ブエノスアイレスでの理事会でガバナンス(組織統治)上の問題として、国際ボクシング協会(AIBA)に東京五輪の実施競技から除外する可能性を再警告する声明を採択した。

 武藤氏は「ボクシングについてはIOCが最終的にどのように判断されるのか、ということで決まると我々は理解しております」と推移を見守る考えを示しつつ、「東京2020と致しましては、ボクシングが競技として、挙行されることを前提に準備はきちっとしていくということであります」と準備は進めていくという立場と説明した。

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