真木さんの恩師、別れ惜しむ 藤田氏「自分にとっては子供」
18日に49歳で死去した陸上女子1万メートルの元日本記録保持者で、1996年アトランタ五輪マラソン代表の真木(現姓山岡)和さんをワコールで長年指導した藤田信之氏(78)が24日、取材に応じ「自分にとっては子供のようなもの。こつこつと頑張って2度五輪にも出場した。誇りに思う」と苦楽を共にした教え子との別れを惜しんだ。
真木さんは愛媛・今治北高を出て入ったワコールで力をつけ、1万メートルで91年世界選手権、92年バルセロナ五輪、93年世界選手権と3大会続けて決勝進出。92年には日本記録を更新した。