「ノビノビ」張本がTリーグ開幕星導く圧勝 怒とうの9連続“チョレイ!”を披露
「Tリーグ・東京3-1彩たま」(24日、両国国技館)
新リーグが開幕を迎え、日本代表選手を揃える東京が彩たまを3-1で下し、歴史的な開幕戦を飾った。第1試合のダブルスで水谷隼、松平健太組、第2試合のシングルスで大島祐哉が連勝を飾ると、第3試合に登場した史上最年少全日本王者で、世界ランク8位の張本智和(東京)は、彩たまの同9位黄鎮廷とのエース対決を3-0で制し、チームの勝利を決めた。第4試合では水谷が敗れ、勝ち点獲得は3にとどまった。
歴史的な開幕戦で、日本の怪物が真価を発揮した。ともにチームの最上位世界ランカーとしてのエース対決。第1ゲーム序盤から力強いショットを披露。2-5から怒とうの9連続“チョレイ!”で先手を奪った。第2、3ゲームも雄叫びは止まらず。新リーグの船出を快勝で飾った。
試合後のインタビューでは「いい形でつないでもらったので、ノビノビとプレーできた」と、充実の表情。「両国国技館で勝利できてうれしい。全勝で優勝するつもりでいる。勝ち続けるので応援よろしくお願いします」と、力強く宣言した。