水谷隼、Tリーグでヤジ大歓迎「もっと聞きたい」

シングルスで鄭栄植に敗れ、肩を落として引き揚げる水谷隼=両国国技館
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 「Tリーグ・東京3-1彩たま」(24日、両国国技館)

 日本卓球界の歴史を変える新リーグが華々しくスタートした。この日を誰よりも待ちわびていた東京の水谷隼(29)は、第1試合のダブルスで勝利すると、第4試合のシングルスでも敗れたものの大熱戦を披露し、集まった5624人の観客を沸かせた。

 生まれたばかりのスポーツコンテンツに、観客も手探り状態。おのおのが思い思いにエールを響かせたり、選手の名前をコールしたりして楽しんだ。中にはヤジのようなものも混じったが、水谷はニヤリ。「四方八方から色んな声が聞こえてきたけど僕はそういうのが好き。もっともっと色んな方のヤジを聞きたいですね」。長年プロリーグを望んでいただけに、日本で卓球が市民権を得るためのステップとして大歓迎した。

 張本の試合でも「張本!」「チョレイ!」「ハリー!」といった声がさかんに響いた。それについて張本は「中学校の友達が見に来ていたので、それかもしれないですね」と、思わぬ盛り上がりに苦笑いしていた。

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