トランポリン・森ひかる レオタードに合わせた勝負ネイルで世界選手権へ
11月の世界選手権(ロシア、サンクトペテルブルグ)に出場するトランポリンの男女日本代表が26日、都内で試技会を公開した。女子のエースで8月のジャカルタ・アジア大会銀メダリストの森ひかる(19)=金沢学院大=は、多少の乱れはあったものの、しっかりと修正し、決勝などで行う第2演技で54・920点をマーク。「完ぺきな演技はできなかったけど、立て直せたと思う」と、うなずいた。
13年に全日本選手権を史上最年少の14歳で制した。今年は5年ぶりに全日本を制し、アジア大会では銀メダルと新たな飛躍を迎えようとしている19歳。大学生となり、解禁したネイルも、世界選手権に向けて着用するレオタードに合わせたカラーにした。「気持ちを高めようと思って」と、ニッコリ。「アジア大会で大きな試合で結果を出せる自信がついた。世界選手権では、去年、自分ができなかった決勝進出にこだわっていきたい」と、力を込めた。