プロ野球ファンが微減 好きな選手は大谷、羽生がイチロー超え スポーツ基礎調査発表
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは29日、2018年のスポーツマーケティング基礎調査の結果を発表した。スポーツ参加市場規模は約2・5兆円で、スタジアム観戦の支出額は年間3万8423円と昨年よりも12・8パーセント増となった。
好きなスポーツは野球が15年連続1位だが、2位のサッカーとの差は昨年の7・6ポイント差から6・0ポイントへと縮まった。よく観るスポーツは1位野球、2位サッカー、3位フィギュアスケート、4位テニス、5位水泳となった。
プロ野球ファン人口は推計2775万人で昨年比から70万人減。ファン人口の球団別トップ5は、1位が阪神(641万人)、2位巨人(504万人)、3位ソフトバンク(329万人)、4位広島(244万人)、5位中日(223万人)となっている。また、今年W杯で躍進したサッカー日本代表ファンは3324万人で昨年比401万人増となった。Jリーグファンは1154万人。バスケットボール・Bリーグは603万人、バレーボール・Vリーグは416万人となっている。
好きなスポーツ選手では1位が大リーグの大谷翔平、2位がフィギュアスケートの羽生結弦で、昨年まで14年連続1位だった大リーグのイチローは3位となった。4位には大坂なおみ、5位には錦織圭のテニス勢が入った。