稀勢の里、優勝争いは「最低条件」先場所を自信に九州入り 連合稽古で最終調整へ
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大相撲の横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が29日、福岡県大野城市で開催された部屋の激励会に参加し、九州場所での優勝争いを「最低条件」と意気込んだ。
8場所連続休場明けから進退をかけた先場所、10勝を挙げ再起した。秋巡業にフル参加し心身とも納得いく調整で九州入り。「先場所、場所をやり切ったというのを、さらに生かしていきたい。(優勝争いを)務め上げるようにしっかり体を作っていく」と、自信をみなぎらせた。
11月1、2日は二所ノ関一門の連合稽古を予定。部屋の一門合流に伴い、阿武咲(阿武松)、貴景勝(貴乃花)、逸ノ城(湊)ら有望若手が加入した。「活気がある。若手を伸ばして自分もしっかり力を付けたい」と初日本番へ向けた仕上げを見据えた。