桃田賢斗、連戦でお疲れモード「戦い抜く力が足りない」ワールドツアーから帰国
バドミントン男子シングルス世界王者の桃田賢斗(24)=NTT東日本=が30日、ワールドツアー2大会を終えて欧州から羽田空港に帰国した。デンマーク・オープンでは優勝したが、その後のフランス・オープンでは準決勝敗退に終わり、「少し疲労がたまってきて、スピードを上げられず手も足も出なかった」とややお疲れモード。今年日本代表に復帰したばかりだが、毎週のように転戦しているだけに「1年間戦い抜く力がまだ足りない」と課題を挙げた。
息つく間もなく、6日からは通常のツアーでは今年最後となる中国、香港での2連戦を控える。「タイトなスケジュールで厳しいが、ここで全力でトライすることが自分の力になる。精いっぱい出したい」と歯を食いしばった。