貴ノ岩の兄、バッシング語る「君の弟は相撲を取らないくせに…」
元日馬富士への損害賠償請求を突如取り下げた貴ノ岩の兄・ルブサン・アディヤさんが31日、日本テレビ系「スッキリ」の電話取材に応じ、モンゴルで家族が受けたバッシングの詳細を語った。
アディヤさんは「街で人に会うと、『君の弟は相撲をとらないくせに横綱にわざと問題を起こして横綱からお金を取ろうとしている』と言われて、街中で口げんかをしたことは何回かありました」と告白。他の兄弟も同様の経験があったとし、ネットはもちろん、直接文句を言われることもたびたびあったと明かした。
もちろんネットでの中傷は止むことは無く「ソーシャル社会のバッシングは大きい。なのでネットは見ないようにしている」といい「このままでは対立が深まり、我々家族にとって良いことは一つもない。ですから私は一番上の兄として、早くこの問題を終わりにしようと弟に助言した」と兄弟で相談の上、貴ノ岩へ提訴取り下げを提案。貴ノ岩も「訴えをやめて相撲に集中したい」と語ったと明かした。
アディヤさんは弟・貴ノ岩へ「相撲集中して良い成績残して。バッシングやマイナスのエネルギーを払しょくしてもらいたい」とエールを送っていた。
貴ノ岩は昨年10月に巡業先で元日馬富士からリモコンで殴打されるなどして怪我を負ったことから、今月4日に損害賠償として約2400万円を求めた裁判を起こしていた。