住吉神社で奉納土俵入り 3横綱に5千人が歓声

 大相撲九州場所(11日初日・福岡国際センター)を前に白鵬、鶴竜、稀勢の里の3横綱が2日、福岡市博多区の住吉神社で土俵入りを奉納し、約5千人の見物客の歓声を浴びた。

 白鵬は10月に骨片摘出の手術を受けた右膝にサポーターを着けて不知火型を披露。慎重に足を下ろした。「緊張感があったので、違和感や痛さを忘れて精いっぱい務めた。今日より、明日という感じでやっていきたい」と話した。

 鶴竜と稀勢の里は雲竜型を披露した。鶴竜は右足首に不安があり、調整が遅れている。申し合いは4日に再開予定で「ベストを尽くす。一年納めの場所。出て、結果を残したい」と自らを鼓舞した。

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