柔道、松本薫選手が一線退く意向 ロンドン五輪金、東京は絶望的
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2012年ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストで、昨年6月に第1子を出産した松本薫選手(31)=ベネシード=が4日、第一線から退く意向を示した。講道館杯全日本体重別選手権の1回戦で敗退し「あまり悔しくはない。勝負師とは懸け離れたステージにいるのかな」と語った。
講道館杯は来年の世界選手権代表第1次選考会を兼ねており、代表入りは極めて厳しい状況。世界選手権は20年東京五輪に向けても重要な位置付けとなり「きょう負けたので、東京五輪はゼロパーセント」と絶望的になったとの認識を示した。今後は現役を続ける道もあり、引退の可能性については五分五分とした。