ボクシング五輪実施に全力 IOC軟化「選手を守る」
国際オリンピック委員会(IOC)は4日、国際ボクシング協会(AIBA)の新会長に米財務省が「麻薬売買に関わる犯罪者」と指摘するラヒモフ氏(ウズベキスタン)が選出されたことを受け「IOC理事会の討議がどんな結果となっても、選手を守り、2020年東京五輪でボクシングを実施するべく全力を尽くす」との声明を発表した。
IOCはAIBAのガバナンス(組織統治)や16年リオデジャネイロ五輪での八百長疑惑を問題視し、五輪やIOC承認団体からの除外を今月30日から東京で開く理事会で審議する。